EvEmbed::__construct
EvEmbed オブジェクトを作る
説明
public
EvEmbed::__construct(
object
$other
,
callable
$callback
= ?,
mixed
$data
= ?,
int
$priority
= ?
)
詳細は、
»
libev のドキュメント
を参照ください。
このウォッチャーは、BSD システムで
kqueue
が使えないときにも大量のソケットを処理できるようにするのに便利です。
以下の例を参照ください。
パラメータ
-
other
-
EvLoop のインスタンス。
埋め込むループです。これは埋め込み可能なものでなければいけません
( Ev::embeddableBackends を参照ください)。
-
callback
-
ウォッチャーのコールバック
を参照ください。
-
data
-
このウォッチャーに関連づけるカスタムデータ。
-
priority
-
ウォッチャーの優先度。
例
例1 kqueue バックエンドで作ったループをデフォルトのループに埋め込む例
<?php
/*
* kqueue が使えるかどうかを調べ、ソケットで使う kqueue バックエンドを作ります
* (通常は、どんな kqueue 実装でも動きます)。
* kqueue/socket-only イベントループを loop_socket に格納します
* (EVFLAG_NOENV も使えます)。
*
* この例を流用しました
* http://pod.tst.eu/http://cvs.schmorp.de/libev/ev.pod#Examples_CONTENT-9
*/
$loop = EvLoop::defaultLoop();
$socket_loop = NULL;
$embed = NULL;
if (Ev::supportedBackends() & ~Ev::recommendedBackends() & Ev::BACKEND_KQUEUE) {
if (($socket_loop = new EvLoop(Ev::BACKEND_KQUEUE))) {
$embed = new EvEmbed($loop);
}
}
if (!$socket_loop) {
$socket_loop = $loop;
}
// これで、すべてのソケットに対して $socket_loop を使い、それ以外については $loop を使うようになりました
?>