COMPersistHelper::SaveToFile

オブジェクトをファイルに保存する

説明

public bool COMPersistHelper::SaveToFile(stringnull $filename, bool $remember = true)

オブジェクトのコピーを指定されたファイルに保存します

パラメータ

filename
オブジェクトを保存するファイル名
remember
filename パラメータを現在作業中のファイルに使うかを指定します。 true を指定すると、 filename は現在作業中のファイルに指定され、 保存された後にダーティーフラグがクリアされます。 false を指定すると、保存する操作は "ファイルに名前を付けて保存" する操作になります。 この場合、現在のファイルは変更されず、オブジェクトのダーティーフラグはクリアされません。

戻り値

成功した場合に true を、失敗した場合に false を返します。

エラー / 例外

関連付けられたオブジェクトが COM のインターフェイス IPersistFile を実装していないか、 IPersistFile::Save の呼び出しに失敗した場合、 com_exception がスローされます。

例1 COMPersistHelper::saveToFile の基本的な使い方

<?php
$word = new COM('Word.Application');
$doc = $word->Documents->Add();
$ph = new COMPersistHelper($doc);
$ph->SaveToFile('C:\\Users\\cmb\\Documents\\my.docx');
$word->Quit();
?>