mysqli_stmt::store_result

mysqli_stmt_store_result

内部バッファに結果を保存する

説明

オブジェクト指向型

public bool mysqli_stmt::store_result()

手続き型

bool mysqli_stmt_store_result(mysqli_stmt $statement)

有効な結果セットを生成するクエリの場合（SELECT, SHOW, DESCRIBE, EXPLAIN）、かつ完全な結果セットをバッファリングする必要がある場合のみ、この関数をコールすべきです。バッファリングされたデータを取得するには続けて mysqli_stmt_fetch をコールします。

注意:
その他のクエリでは mysqli_stmt_store_result をコールする必要はありません。しかし、もしコールしてしまったとしてもパフォーマンスへの悪影響は一切ありません。クエリが結果セットを返すかどうかは、mysqli_stmt_result_metadata が false を返すかどうかで調べられます。

パラメータ

stmt: 手続き型のみ: mysqli_stmt_init が返す mysqli_stmt オブジェクト。

戻り値

成功した場合に true を、失敗した場合に false を返します。

エラー / 例外

mysqli のエラー報告 (MYSQLI_REPORT_ERROR) が有効になっており、かつ要求された操作が失敗した場合は、警告が発生します。さらに、エラー報告のモードが MYSQLI_REPORT_STRICT に設定されていた場合は、mysqli_sql_exception が代わりにスローされます。

例

例1 オブジェクト指向型


<?php

mysqli_report(MYSQLI_REPORT_ERROR | MYSQLI_REPORT_STRICT);
$mysqli = new mysqli("localhost", "my_user", "my_password", "world");

$query = "SELECT Name, CountryCode FROM City ORDER BY Name LIMIT 20";
$stmt = $mysqli->prepare($query);
$stmt->execute();

/* 結果を内部バッファに保存します */
$stmt->store_result();

printf("Number of rows: %d.\n", $stmt->num_rows);

例2 手続き型


<?php

mysqli_report(MYSQLI_REPORT_ERROR | MYSQLI_REPORT_STRICT);
$link = mysqli_connect("localhost", "my_user", "my_password", "world");

$query = "SELECT Name, CountryCode FROM City ORDER BY Name LIMIT 20";
$stmt = mysqli_prepare($link, $query);
mysqli_stmt_execute($stmt);

/* 結果を内部バッファに保存します */
mysqli_stmt_store_result($stmt);

printf("Number of rows: %d.\n", mysqli_stmt_num_rows($stmt));

上の例の出力は以下となります。

Number of rows: 20.

参考

mysqli_prepare
mysqli_stmt_result_metadata
mysqli_stmt_fetch