IntlChar::islower

コードポイントが小文字かどうかを調べる

説明

public static boolnull IntlChar::islower(intstring $codepoint)

指定されたコードポイントが、一般カテゴリ "Ll" (小文字) に属するかを判定します。

注意:
このメソッドのやり方だと、小文字ではあるものの、違うカテゴリに属する文字を見逃してしまいます。それらも含めて小文字かどうかを判定するには、 IntlChar::isULowercase を使って下さい。

パラメータ

codepoint: コードポイントを表す int 型の値 (例: U+2603 SNOWMAN を表す 0x2603)、あるいは UTF-8 文字列としてエンコードされた文字 (例: "\u{2603}")。

戻り値

codepoint がが一般カテゴリ "Ll" に属する小文字である場合に true を返します。そうでない場合、false を返します。失敗した場合は、null を返します。

例

例1 さまざまなコードポイントの例


<?php
var_dump(IntlChar::islower("A"));
var_dump(IntlChar::islower("a"));
var_dump(IntlChar::islower("Φ"));
var_dump(IntlChar::islower("φ"));
var_dump(IntlChar::islower("1"));
?>

上の例の出力は以下となります。

bool(false)
bool(true)
bool(false)
bool(true)
bool(false)

参考

IntlChar::isupper
IntlChar::istitle
IntlChar::tolower
IntlChar::toupper
IntlChar::PROPERTY_LOWERCASE
ctype_lower