yaml_parse_url

URL からの YAML ストリームをパースする

説明

mixed yaml_parse_url(
    string $url,
    int $pos = 0,
    int &$ndocs = ?,
    array $callbacks = null
)

指定した URL から読み込んだ YAML ドキュメントストリーム全体あるいはその一部を、PHP の変数に変換します。

パラメータ

url

url は "scheme://..." 形式でなければなりません。 PHP は、このスキームを見てプロトコルハンドラ (ラッパー) を探します。 対応するラッパーが登録されていない場合は notice を発し、 そのまま通常のファイルとみなして処理を続けます。

pos

ストリームから取り出すドキュメント (-1 はすべてのドキュメント、0 は最初のドキュメント、...)。

ndocs

ndocs を渡すと、 ストリーム内で見つかったドキュメントの数がそこに格納されます。

callbacks

YAML ノードのコンテンツハンドラ。 YAML タグ => callable 形式の連想配列となります。 詳細はパースコールバック を参照ください。

戻り値

適切な PHP の型に変換した結果を返します。 失敗した場合に false を返します。 pos-1 の場合は配列を返します。 配列の各要素が、ストリーム内で見つかった個々のドキュメントとなります。

注意

警告

!php/object タグを使ったノードの unserialize を有効にしている場合に、 ユーザーからの信頼できない入力を yaml_parse_url で処理するのは危険です。 この挙動を無効にするには、ini 設定の yaml.decode_php を利用します。

参考

  • yaml_parse
  • yaml_parse_file
  • yaml_emit