odbc_pconnect

持続的なデータベース接続を開く

説明

Odbc\Connectionfalse odbc_pconnect(
    string $dsn,
    stringnull $user = null,
    stringnull $password = null,
    int $cursor_option = SQL_CUR_USE_DRIVER
)

持続的なデータベース接続を開きます。

この関数は odbc_connect に非常に似ていますが、 スクリプトが終了した時に接続が閉じられないという点が異なります。 同じ dsnuserpassword の組み合わせ (odbc_connect および odbc_pconnect による)接続の場合は、 持続的な接続を再利用することが可能です。

パラメータ

詳細は odbc_connect を参照ください。

戻り値

ODBC 接続 ID を返します。 失敗した場合に false を返します

変更履歴

バージョン 説明
8.4.0 引数 odbc は、Odbc\Connection クラスのインスタンスを期待するようになりました。 これより前のバージョンでは、resource を期待していました。
8.4.0 この関数は Odbc\Connection クラスのインスタンスを返すようになりました。 これより前のバージョンでは、resource を返していました。
8.4.0 user および password が nullable となりました。 また、省略できるようになり、デフォルトでは null となるようになりました。
8.4.0 以前のバージョンでは、password に空文字列を指定した場合、 dsn に対して生成される接続文字列に pwd が含まれていませんでした。 このバージョンからは、空文字列が値に指定された pwd を含んだ状態で生成されるようになりました。 以前の挙動に戻したい場合は、passwordnull を指定してください。
8.4.0 以前のバージョンでは、dsnuid または pwd のいずれかが含まれていると、 user および password の両方が常に無視されていました。 このバージョンからは、dsnuid が含まれている場合にのみ user が無視され、 dsnpwd が含まれている場合にのみ password が無視されるようになりました。

注意

注意: 持続的な接続は、PHP を CGI プログラムとして使用する場合には使用できません。

参考