curl_setopt_array

CURL 転送用の複数のオプションを設定する

説明

bool curl_setopt_array(CurlHandle $handle, array $options)

cURL セッション用の複数のオプションを設定します。 この関数が便利なのは大量の cURL オプションを設定する場合で、 何度も繰り返して curl_setopt をコールせずにすみます。

パラメータ

handle

curl_init が返す cURL ハンドル。

options

設定するオプションとその値を指定した配列。キーとして使用できるのは、 有効な curl_setopt 定数か、 その定数に対応する整数値だけです。

戻り値

すべてのオプションがうまく設定できた場合に true を返します。 うまく設定できないオプションがあった時点で即時に false が返され、options 配列に含まれるそれ以降のオプションは無視されます。

変更履歴

バージョン 説明
8.0.0 handleCurlHandle クラスのインスタンスを期待するようになりました。 これより前のバージョンでは、resource を期待していました。

例1 新規に CURL セッションを初期化、ウェブページを取得する

<?php
// 新しい cURL リソースを作成します
$ch curl_init();

// URL その他のオプションを適切に設定します
$options = array(CURLOPT_URL => 'http://www.example.com/',
                 
CURLOPT_HEADER => false
                
);

curl_setopt_array($ch$options);

// URL の内容を取得し、ブラウザに渡します
curl_exec($ch);

// cURL リソースを閉じ、システムリソースを開放します
curl_close($ch);
?>

注意

注意:

curl_setopt と同様、配列を CURLOPT_POST に渡すとデータを multipart/form-data でエンコードします。 一方 URL エンコードされた文字列を渡すと、データを application/x-www-form-urlencoded でエンコードします。

参考

  • curl_setopt