変更された関数

PHP コア

  • getopt に、オプションの第三引数が追加されました。 これは参照渡しの引数で、処理対象の引数リストの次の要素のインデックスが格納されます。
  • getenv の引数が必須ではなくなりました。 省略した場合は、現在の環境変数の内容を連想配列で返します。
  • get_headers に新たなパラメータが追加されました。 カスタムストリームコンテキストを渡すことができます。
  • output_reset_rewrite_vars は、セッションURLリライト変数をリセットしなくなりました。
  • parse_url がより厳格になり、RFC3986 をサポートするようになりました。
  • unpack にオプションの第三引数が追加されました。 アンパックの開始位置を指定することができます。

ファイルシステム

  • file_get_contents 関数は、ストリームがシーク可能な場合、 負のシークオフセットを受け入れるようになりました。
  • tempnam がシステムの temp ディレクトリを返す場合に、notice を発行するようになりました。

JSON

  • json_encode に新しいオプション JSON_UNESCAPED_LINE_TERMINATORS が追加されました。 JSON_UNESCAPED_UNICODE を指定している場合に、 U+2028 と U+2029 のエスケープを無効にします。

マルチバイト文字列

  • mb_ereg が無効なバイト列を拒否するようになりました。
  • mb_ereg_replace が無効なバイト列を拒否するようになりました。

PDO

  • PostgreSQL 用の PDO::lastInsertId は、 現在のセッション (postgres コネクション) で nextval がまだ呼ばれていない場合にエラーが発生するようになりました。

PostgreSQL

  • pg_last_notice で、オプションのパラメータを使って操作を指定できるようになりました。 新しい定数 PGSQL_NOTICE_LASTPGSQL_NOTICE_ALLPGSQL_NOTICE_CLEAR のいずれかを指定します。
  • pg_fetch_all にオプションの第二引数が追加されました。戻される結果の型を指定できます (pg_fetch_array の第三引数と同じです)。
  • pg_select にオプションの第四引数が追加されました。戻される結果の型を指定できます (pg_fetch_array の第三引数と同じです)。

Session

  • session_start 関数は、 セッションを開始できなかった場合、false を返し、 $_SESSION を初期化することはなくなりました。