新しい関数

PHP 5 では、新しい関数がいくつかあります。 以下にそれらのリストを示します。

配列:

  • array_combine - 配列1つをキー、他の配列をその値として指定し、配列を作成する
  • array_diff_uassoc - ユーザーが定義したコールバック関数により添字のチェックを行ない、 配列の差異を計算する。
  • array_udiff - データ比較用のコールバック関数を用いて配列の比較を行う
  • array_udiff_assoc - 添字の確認を行いつつ配列の比較を行う。データは、コールバック関数により 比較される。
  • array_udiff_uassoc - 添字の確認を行いつつ配列の比較を行う。データは、コールバック関数により 比較される。添字確認もコールバック関数により行われる。
  • array_walk_recursive - 配列の各メンバにユーザー関数を再帰的に適用する。
  • array_uintersect_assoc - 添字の確認も含め、配列の共通項を計算する。 データの比較にはコールバック関数を使用する。
  • array_uintersect_uassoc - 添字の確認も含め、配列の共通項を計算する。 データおよび添字の比較には、それぞれ個別のコールバック関数を使用する。
  • array_uintersect - 添字の確認も含め、配列の共通項を計算する。 データの比較にはコールバック関数を使用する。

InterBase:

  • ibase_affected_rows - 直近のクエリにより作用された行の数を返す
  • ibase_backup - サービスマネージャのバックアップタスクを起動し、 ただちに戻る
  • ibase_commit_ret - トランザクションを閉じることなくコミットする
  • ibase_db_info - データベースに関する統計情報を得る
  • ibase_drop_db - データベースを破棄する
  • ibase_errcode - エラーコードを返す
  • ibase_free_event_handler - 登録されているイベントハンドラをキャンセルする
  • ibase_gen_id - ジェネレータIDをインクリメントし、新しい値を返す
  • ibase_maintain_db - データベースサーバー上で管理用コマンドを実行する
  • ibase_name_result - 結果セットに名前を付ける
  • ibase_num_params - プリペアドクエリのパラメータの数を返す
  • ibase_param_info - プリペアドクエリのパラメータに関する情報を返す
  • ibase_restore - サービスマネージャのリストアタスクを起動し、 ただちに戻る
  • ibase_rollback_ret - トランザクションをロールバックし、 トランザクションコンテキストに留まる
  • ibase_server_info - データベースサーバーについての統計情報を得る
  • ibase_service_attach - サービスマネージャに 接続する
  • ibase_service_detach - サービスマネージャとの接続を切る
  • ibase_set_event_handler - イベントがポストされた時にコールされる コールバック関数を登録する
  • ibase_wait_event - データベースによりポストされるイベントを待つ

iconv:

  • iconv_mime_decode - MIMEヘッダフィールドをデコードする
  • iconv_mime_decode_headers - 複数のMIMEヘッダフィールドを一度にデコードする
  • iconv_mime_encode - MIMEヘッダフィールドを構築する
  • iconv_strlen - 文字列の文字数を返す
  • iconv_strpos - 対象文字列の中で指定した文字列が最初に表れる場所をみつける
  • iconv_strrpos - 対象文字列の中で指定した文字列が最後に表れる場所をみつける
  • iconv_substr - 文字列の一部を切り出す

ストリーム:

  • stream_copy_to_stream - 一つのストリームから 別のストリームにデータをコピーする
  • stream_get_line - ストリームリソースから指定したデリミタまで行を取得する
  • stream_socket_accept - stream_socket_serverにより作成されたソケット上の 接続を受け入れる
  • stream_socket_client - インターネットまたは Unixドメインソケット接続を受け入れる
  • stream_socket_get_name - ローカルまたはリモートソケットの名前を取得する
  • stream_socket_recvfrom - 接続の有無によらずソケットからデータを受信する
  • stream_socket_sendto - 接続の有無によらずソケットにメッセージを送信する
  • stream_socket_server - インターネットまたはUnixドメインソケットを作成する

日付・時刻関連:

  • idate - ローカルの時刻/日付を整数値としてフォーマットする
  • date_sunset - 指定した日付および場所での日没時刻
  • date_sunrise - 指定した日付および場所での日の出時刻
  • time_nanosleep - 指定した秒/ナノ秒の待機

文字列:

  • str_split - 文字列を配列に変換する
  • strpbrk - 文字列の中で一連の文字のどれかを探す
  • substr_compare - オフセット、最大文字長を指定して二つの文字列を比較を行う。 バイナリ対応で、オプションで大文字/小文字を無視できる。

その他:

  • convert_uudecode - UUエンコードされた文字列を デコードする
  • convert_uuencode - 文字列をUUエンコードする
  • curl_copy_handle - cURL ハンドルを、 その設定も含めてコピーする
  • dba_key_split - 文字列表現されたキーを配列表現に分割する
  • dbase_get_header_info - dBaseデータベースのヘッダ情報を取得する
  • dbx_fetch_row - DBX_RESULT_UNBUFFERED フラグがセットされたクエリ結果からレコードを取得する
  • fbsql_set_password - 指定したユーザーのパスワードを変更する
  • file_put_contents - 文字列をファイルに書き込む
  • ftp_alloc - アップロードされるファイル用の領域を確保する
  • get_declared_interfaces - 宣言済みの全インターフェイスを配列として返す
  • get_headers - HTTPリクエストへのレスポンスとしてサーバーに送信されたヘッダを 全て取得する
  • headers_list - 送信された(または送信準備ができた)レスポンスヘッダのリストを返す
  • http_build_query - URLエンコードされた クエリ文字列を生成する
  • image_type_to_extension - getimagesize, exif_read_data, exif_thumbnail, exif_imagetypeにより返されるイメージ型の ファイル拡張子を得る
  • imagefilter - カスタム引数を用いてイメージにフィルタを適用する
  • imap_getacl - 指定したメールボックスのACLを取得する
  • ldap_sasl_bind - SASLによりLDAPディレクトリにバインドする
  • pcntl_getpriority - プロセスの優先度を取得する
  • mb_list_encodings - サポートされる全てのエンコーディングの配列を返す
  • pcntl_getpriority - 任意のプロセスの優先度を取得する
  • pcntl_wait - waitpid() システムコールにより定義され、フォークされた子プロセスを 待つか、またはステータスを返す
  • pg_version - クライアント、プロトコル、サーバーのバージョン(取得可能な場合)を配列として返す
  • php_check_syntax - 指定したファイルの構文を確認する
  • php_strip_whitespace - コメントと 空白を除いたソースを返す
  • proc_nice - カレントプロセスの優先度を変更する
  • pspell_config_data_dir - 言語データファイルの 位置を変更する
  • pspell_config_dict_dir - 主単語リストの位置を 変更する
  • setrawcookie - 値を URL エンコードせずにクッキーを送信する
  • scandir - 指定したパス内のファイルとディレクトリを一覧表示する
  • snmp_read_mib - MIB ファイルを読み込み、アクティブなMIBツリーとしてパースする
  • sqlite_fetch_column_types - 指定したテーブルのカラム型を配列として返す

注意:

Tidy 拡張モジュールの API も、 完全に変わりました。