ibase_pconnect

InterBase データベースへの持続的接続をオープンする

説明

resource ibase_pconnect(
    string $database = ?,
    string $username = ?,
    string $password = ?,
    string $charset = ?,
    int $buffers = ?,
    int $dialect = ?,
    string $role = ?,
    int $sync = ?
)

InterBase データベースへの持続的な接続をオープンします。

ibase_pconnect の動作は ibase_connect と非常に似ていますが、 大きな違いが二つあります。

まず、この関数は接続時に同じパラメータで既にオープンされている (持続的)リンクを探します。見つかった場合、新規接続をオープンする 代わりにそのリンクの ID が返されます。

2 番目の違いとしては、InterBase サーバーへの接続は スクリプト終了時にも閉じられないということです。 代わりに、そのリンクは今後使用するためにオープンされたままとなります (ibase_closeibase_pconnect によりオープンされたリンクを閉じません)。 このため、この型のリンクは'持続的(persistent)'と呼ばれます。

パラメータ

database

databaseは接続するサーバー上のデータベース ファイルへの正しいパスである必要があります。ローカルなサーバーへの 接続でない場合、使用する接続プロトコルに応じてこの引数の前に' hostname:' (TCP/IP)、'//hostname/' (NetBEUI)、'hostname@' (IPX/SPX)のどれかをつける必要があります。

username

ユーザー名。php.ini ディレクティブ ibase.default_user で設定します。

password

username のパスワード。 php.ini ディレクティブ ibase.default_password で設定します。

charset

charset はデータベースに関するデフォルトの文字セットです。

buffers

buffers はサーバー側のキャッシュに確保されるデータベースバッファの数です。0 または省略された場合、サーバーはデフォルト値を用います。

dialect

dialect は、接続時に実行される全ての命令に 関する SQL 方言のデフォルト値を選択し、デフォルトではクライアント ライブラリでサポートされる方言のうち、最高位のものになります。 InterBase 6 以降でのみ有効です。

role

InterBase 5 以降でのみ有効です。

sync

戻り値

成功した場合に InterBase リンク ID、エラー時に false を返します。

参考

  • ibase_close
  • ibase_connect